電子書籍業界の裏話 その1 なぜ日本で電子書籍は普及しないのか

元書店員が告白する電子書籍業界の裏話シリーズ、第一弾です。

なぜ日本で電子書籍は普及しないのか、一言では言えないほど理由が存在します。

・「紙しかイヤ」という積ん読者が多い
・紙に付いている特典目当ての人がけっこういる
・出版社が本をデジタル化するのに時間がかかっている
・電子書籍は専用端末がないと読めないと思い込んでいる人がいる
・スマホで本やマンガが読めることに気づいていない人が多い
・儲からないから書店の経営がうまくいかずビューワーアプリがショボい
・本やマンガの価格が高い
・koboやKindleやiPadを購入したらガッカリしてやめた
・読みたい本がない
・WEBがあるし、そもそも読まない

キリがないのでやめますが、まだまだあります。

要はですね、何もかもがまだ未熟なのです。
世間が騒ぎすぎる割に現実が追いついていません。
米国では成功したかもしれませんが、ここは日本です。
そもそも業界構造も売れる本の質も全然違うのです。

去年の11月にとある記事がアップされて業界内で話題になりました。

キンドルが売れないこれだけの理由
http://toyokeizai.net/articles/-/11724

そこには「日本は電子書籍の墓場」と書かれ、一般人の期待をよそに、我々業界人が日頃感じていたことがありのままに書かれていました。

それから時を経てKindleも発売されました。
さてkoboとKindleの結果は?

実は予想に反して意外に売れてしまったのです。
次回詳しく解説します。

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