電子書籍業界の裏話 その2 Kindle、koboの売り上げは?

元書店員が告白する電子書籍業界の裏話シリーズ、前回の続きです。

知名度というのは人を騙す力があります。
KindleのようにテレビでガンガンCMを流せば購買意欲も高まったでしょう。

結論から言えば、Kindleストアの本やkoboのハードは予想をはるかに超えて売れたのです。
Kindleストアの売上げは2013年の1月だけで推定◯億円と言われています。
すみません、守秘義務があるのでさすがに書けませんが数字一桁の前半です。
ソースも書けないですが、とある取次ぎ業者です。

でもKindleで売れたのはマンガではなくて文字モノだそうです。
個人的には「ああ、最初だけだな」と思いました(マンガが売れないと日本ではダメなので)。

koboは一応公式では10万台売れたことになっています。
無料で配っていたのでその分も含まれているのではという噂もありますがw

ちなみに老舗の電子書店の売り上げに影響はなかったそうです。
Kindleとkoboで新規顧客を取り込んだってことですね。

毎日視線の中に入っていたおじさんは実際にkoboを買ってました。
感想はというと、

「koboはカクカクしすぎて見づらいのですぐやめた。
Kindle Fireが出たので買い換えたのだけど、今度はデカすぎてポケットに入らない」

とのことでした。

そして今、自分の周りでKindleもkoboも使っている人は皆無です。
ひととおり触って遊んで飽きてポイだそうです。

なぜか?

ストアの品揃えの悪さと、使い心地の悪さがすべてではないでしょうか。
「Kindleは重くて文庫本の方が軽い」とボヤいている人もいました。

自分も一応スマホでKindleストアをチェックしましたが、マンガにある次の注意書きにちょっと驚きました。

「この本はファイルサイズが大きいため・・・Kindle端末では、この本を3G接続でダウンロードすることができません」

3G回線使用料がタダというのがKindle端末の強みだったはずでは。
日本の電子書店で一番売れるのはマンガです。
そのマンガでこの注意書きとは、正直「ウワァ〜・・・(終わっとる)」と思ってしまいました。

しかも自分のMEDIASでマンガを見ると、ビューワーのページめくりが遅すぎて実用性0(ゼロ)です。
しょっちゅうフリーズを起こしたり、端末が強制再起動しちゃったり、目も当てられません。

koboは・・・、えっと、一応Android版のアプリをリリースしてますけど、自分のスマホには対応していないそうです。
買ってからまだ2年も経ってない機種なのに。

アプリが脆弱なんですね。
日本のビューワーアプリ事情って複雑なんですよ。。。

それは次回詳しく語ります。
 

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